過去ログ - ハルヒ「鬱だ、死のう」
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113:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/13(日) 03:08:22.76 ID:tKFe3RyAO
 エレベーターが目的地である七階に到着。長門は俺がついてこない可能性なんて考慮していないであろう足取りでどんどん先に行ってしまう。

「到着だ」

 708号室。どうやらここが長門の根城らしい。

「さあ、入りたまえ」

 「さあ」って言われてもなぁ……長門よ、これは色々問題あるだろう。

「問題? 解らないな、この部屋は法的に完全に僕の所有物だ。その僕が鍵を解除し扉を開き手招きしているのだから何の問題もないだろう」

 いや一人ぐらしの健全な女子高生が部屋にこれまた健全な若い男を部屋に呼ぶという行為そのものがだな……

「安心したまえ、間違いなんておきる筈もないし……」

「ないし、なんだよ?」

「――間違いが起きても別に僕は気にしない」

 マジかよ。

「まあ、僕の話を聞いたらそんな気もおきないだろうがね、いや君なら最初からそんな心配は不要かな? ともかく入りたまえ」

 長門は片手で708号室の扉を開けたまま俺をじっと見つめてくる。

「………」

 狼狽えながらも、その狼狽を顔にださないように注意しながら恐る恐る上がらせていただく。


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