過去ログ - ハルヒ「鬱だ、死のう」
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115:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/13(日) 03:11:45.43 ID:tKFe3RyAO
「で、」

 飲み干したお茶のおかわりをれようとする長門を片手で制して声をかける。

「わざわざ俺を呼び出した理由ってのは何だ、学校じゃ言えないような事なのか?」

「当然だろう? 僕は無駄が嫌いな性分でね、学校で言って済むような話題ならば学校で言っている。あんな回りくどい手段を使って君を呼び出した以上は学校で話せない話題であることは自明の理だと思うがね」

 ここは無駄が嫌いなら直接俺に家に来るように言えばいいじゃないか、というツッコミは封印することにする。

「そうだな、お前相手に無駄な事を訊いた俺がアホだった。短刀直入に用件を聞こうか」

 そこで長門は微かに悩むような表情をしたが。

「よかろう。あまり長くなりすぎるのは僕も望むところではない。……君が信じなくてもいい、上手く伝わらずに齟齬が生まれるかもしれない、しかし聞いてほしい。それが僕がここに存在する理由だ」

 なんだかまた小難しい話になりそうだが仕方がない。

 そんな深刻な面をした奴を無視して帰れるか。

「聞いてやる、ただし手短にな」

 俺がそう言うと長門は安心したのか軽く微笑んだ。

 なぜだろう? 心拍数が上がった。


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