22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/06(日) 20:15:36.78 ID:pQ8U3muAO
「そうと決まれば善は急げだ。早速昼休み辺りに部室を探しに行ってくるから、ハルヒは提出用の書類とかを準備してくれ」
柄にもなくテキパキ仕切る俺。
「書類って……でも具体例になんて書けば良いのかな?」
「不思議探しで良いじゃないか」
「駄目だって!そんなんで許可される訳ないよ!」
そういや初期の頃に比べればハルヒの口調もくだけてきたな、嬉しい限りだ。
「ボランティア活動に従事するとか、生徒の悩み相談とか適当で良いだろう?今日中にに書いといてくれ」
多少強引だがこうでもしなければコイツは一日中後ろ向きな思考で自分を苛めているだろうから仕方ない。
「きょ、今日中!?」
「ああ、俺の方も部室と部員のことは今日中になんとかする。時にハルヒ。現在文化系の部活で一番部員数が少ないのはどこだ?」
全ての部活に仮入部した涼宮殿にお伺いをたてる。
「えっと……文芸部かな?確か新入部員が一人居たきりだったと思うけど」
ふむ、乗っとるならそこだな。
「……」
何かを確かめるような目でハルヒがこちらを見てくる。
「なんだ?」
「何か悪いこと考えてない?」
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