過去ログ - ハルヒ「鬱だ、死のう」
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289:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)
2011/05/09(月) 03:33:39.84 ID:fBjePAhAO
>>287

独白に関してはそれぞれのキャラクターが抱えた問題

長門の人間への憧れ
以下略



290:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)
2011/05/09(月) 03:39:31.86 ID:fBjePAhAO
>>223


古泉のモデルは一応アーチャーです

以下略



291:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)
2011/05/09(月) 22:15:38.34 ID:fBjePAhAO
 さて、ついにXデーがやって来た。朝倉が俺を偽ラブレターで呼び出し殺害しようとして長門に返り討ちにあうという悪夢みたいな一日だ。

 できることならずっと来て欲しくなんかない。

 それでも向こうはお構いなく勝手に突っ込んできちまう、本当にやれやれだよな。


292:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)
2011/05/09(月) 22:17:52.65 ID:fBjePAhAO
 その日は色々なものがちょっとばかりおかしかった、俺の下駄箱の中にラヴレターが入っていたり(朝倉の策略というのは承知していてもやはり緊張した)。

 いつも元気なハルヒが妙に元気がなかったり(誤解がないように補足するとハルヒは思想がネガティブなだけで体力も精神力も常識外れに高い)

 通常ならばそんなハルヒを俺が見過ごすはずもないが、さすがに俺も緊張しているのかそんなところにまで気をまわせなかった。
以下略



293:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)
2011/05/09(月) 22:19:00.84 ID:fBjePAhAO
 ハルヒはハルヒなりに色々と思うところがあったらしく、本日のSOS団活動は休止。

 ……本当ならこの時に俺が気づいてやれれば良かったんだが、放課後に宇宙人と対決が迫っている身にそこまで気を回す暇などなかった。

 朝倉の呼び出し時間まで適当に暇を潰した俺はノコノコと悪い宇宙人が待ち構える教室へと向かう。悪い宇宙人の運命を見届けるために。
以下略



294:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)
2011/05/09(月) 22:20:43.95 ID:fBjePAhAO
 ガラガラと教室のドアを開け侵入した先にいたのは人物は予定通り。

 俺を[ピーーー]ために待ち受ける宇宙人『朝倉涼子』だ。

 殺意を隠すつもりかはないのか抜き身のナイフを堂々と右手に握ってはいるものの朝倉委員長にしては表情は穏やかで、ナイフを持った右手もダラリと下ろしたままだ。
以下略



295:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)
2011/05/09(月) 22:22:08.01 ID:fBjePAhAO
「我等が創造主たる統合思念体の意思は一つではない。 私は急進派ということになってはいるが実際は更に複雑にいりまじった思念の元に我々、朝倉涼子や長門有希は創造された」

「君を殺害し情報爆発を起こそうなどという考えは急進派の中でも危険視されかねない考えだ。通常なら思いついても実行できない。涼宮ハルヒの出方がわからないのもそうだが、他の派閥に阻止され付け入る隙を与えかねないからだ」

 正直言うと話の半分も理解できない。だが、それでも一つだけ分かることがある。
以下略



296:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)
2011/05/09(月) 22:23:16.01 ID:fBjePAhAO
 それだけの覚悟、受け止められねば男じゃないな。

「わかった……人間皆死ぬときゃ一瞬。どっからでもいいぞ、こい」

 恰好つけてみたところで長門が助けにきてくれなきゃどうしようもないんだがな。
以下略



297:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)
2011/05/09(月) 22:24:47.03 ID:fBjePAhAO
 そんなかっこいい台詞とともに颯爽と現れたのは無論SOS団団員兼文芸部部長長門有希だ、朝倉のナイフを素手で握って止めている痛くないのか……ところでSOS団団員兼文芸部部長長門有希って早口で三回言えるか? 

 言えたら大したもんだ、そうだなんだったら言えた人から抽選で20名に長門の手作り栞をプレゼント! 宛先は……!

「何をぼんやりしている!」
以下略



298:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)
2011/05/09(月) 22:26:24.90 ID:fBjePAhAO
 それを必要最小限の動きで処理していく長門を見て、さっきの長門の蹴りは俺をあれから守るためだったのだと遅まきながら理解する。

「戦術レベルの話だが、この空間では私の方が圧倒的に有利だ、どうする? 長門さん」

「朝倉涼子、この程度の自体はとうに予測されていた。つまり結果もまた……君の敗北、それ以外はあり得ない」
以下略



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