過去ログ - ハルヒ「鬱だ、死のう」
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312:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)
2011/05/10(火) 23:20:07.43 ID:7pzfuvQAO
 さて、そんなこんなで朝倉たちとの約束の日だ。

 あの後、長門がどれほど怒り狂うか心配していたが、結局死ぬほど冷たい目で俺を見て帰って行った。てかまだ口をきいてくれない。

 俺の心は大分傷ついてはいるが肉体は健康だ。
以下略



313:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)
2011/05/10(火) 23:22:14.80 ID:7pzfuvQAO
 待ち合わせ場所の喫茶店に着くとやはりと言えばやはりだが約束の一時間前に関わらずハルヒの姿があった。

 畜生、国木田がノロノロしてなきゃ俺も三時間前からハルヒと一緒に居たのに。

「今、午前10時だよ。三時間前に来たって喫茶店閉まってるって」
以下略



314:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)
2011/05/10(火) 23:24:05.46 ID:7pzfuvQAO
 そんなやりとりで時間を潰していると古泉、朝倉、阪中も続々と姿を現し、時間三十分前にも関わらず全員集合とあいなった。つくづく谷口がいなくてよかった。

「ちょっとキョン君」

 唐突に話しかけてくる阪中
以下略



315:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/05/10(火) 23:24:55.41 ID:Xqk5hXDDO
なにこれ可愛い


316:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)
2011/05/10(火) 23:26:29.41 ID:7pzfuvQAO
 今回の集まりは別にSOS団の集会というわけではないので、怪しい物を探す必要もくじ引きもなく適当に喫茶店でくつろいだ後にボーリングとカラオケという無難な形に落ち着いた。

 ボーリングは独走する朝倉とハルヒをその他が追走する目に見えていた展開だったが、それなりに楽しめた

 古泉が適当に手を抜いている気がしたが、結局俺や国木田では微妙に勝てないのはそういう仕様なのか。
以下略



317:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage saga]
2011/05/10(火) 23:28:08.82 ID:7pzfuvQAO
 大して広くもないカラオケルームに何人もいれば蒸れる上に熱唱により酸素が刻一刻と失われていくのは当然の結末だ。

 カラオケが長引くにつれ息抜きのため外に出ていくメンバーがではじめた。

 てか古泉と阪中が一緒に出ていったが……大丈夫なのだろうか?
以下略



318:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage saga]
2011/05/10(火) 23:30:28.34 ID:7pzfuvQAO
 だが朝倉としては当然の疑問なのかもしれない。

 自分が殺そうとした人間の裁量で生かされているというのは気持ちのわるい感覚だろう。

「なあ、朝倉」
以下略



319:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)
2011/05/10(火) 23:31:53.52 ID:7pzfuvQAO
 そんなことを語る朝倉の表情はまったくのポーカーフェイスで。

「――それにな、俺は逆にお前は必ず何かで困っている俺を助けてくれる。そんな気がしているんだ」

「情けは人の為ならず。か……」
以下略



320:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)
2011/05/10(火) 23:33:09.97 ID:7pzfuvQAO
「こんなとこにいたの朝倉さんもキョン君も涼宮さんが心配してたよ……って、え!?」

 誤解の火種ってのは呼ばずとも向こうからやってくるものらしい、忘れている人間もいるかもしれないが阪中だ。

「ああ、わざわざ呼びに来てくれたのか。すまなかったな」
以下略



321:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)
2011/05/10(火) 23:35:41.33 ID:7pzfuvQAO
「どゆこと? なんで朝倉さん!? なんでキョン君!? 意味わかんないだけど!!!?」

 朝倉が立ち去るやいなやめちゃくちゃな勢いで阪中が突っ込んできた。こいつのこういうバイタリティはハルヒにも是非見習って欲しい。

「落ち着けよ、俺だってよくわからん」
以下略



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