65:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/07(月) 22:21:35.32 ID:nzZf+iKAO
「朝比奈さん!」
余分な言葉は使わずに呼びかける名前にのみ力と意思を込めて朝比奈さんにぶつける。
「へ? え、え〜と、いいじゃないかしら?多分……正直に言ったらなんか後が怖いし」
後半は聞こえません。
良かったなハルヒ、賛成四、反対、棄権零でめでたく可決だ。
「なんか強引なものを感じるんだけど……」
気のせいだ気のせい。ネガティブな思考に走るのは良くないぞ。
毎日放課後はこの教室に集合ね、と俺がハルヒに宣言させ、この日はそのまま流れ解散となった。
ハルヒは解散を宣言するとなぜか一目散に部室から出ていってしまった、一緒に帰りたかったのに残念だ。
長門と朝比奈さんもそのまま一言も喋らぬままに部室を後にした、ひょっとしてまだ一言も口をきいてないんじゃないか?この二人。
この問題はいつか団長と話し合う必要があるかもしれないし。まだ生徒会になんの届け出もしていないことも気がかりだし。他にも今だに団の目的がハッキリとしていない件や顧問の教師がいないという事実。
問題は笑いたくなるほどに山住だが気分は晴れやかだ。理由はハッキリしている、ハルヒとSOS団を立ち上げたこの日から俺は明日を心から楽しみ思うことが出来るようになったんだからな。
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