7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/06(日) 19:54:18.12 ID:pQ8U3muAO
別段一人で飯食うのは苦ではないがやはりみんながわやわや言いながらテーブルをくっつけて食事するなかで一人きりなのもなんなので俺は同じ中学で比較的仲がよかった国木田とたまたま席が近かった谷口と食事を供にしていた。
涼宮ハルヒの話題が出たのはその時である。
「貴様、この前涼宮に話しかけておったな」
何気にそんな事を言い出す谷口。まあ、うなずいとこう。
「わけの解らんことを言って口もきいてもらえんかっただろう?」
そんな事はなかったがな。
「もしアヤツに気があるのならば、悪いことは言わぬ、やめておくがよい。涼宮が常軌を逸しておるのは明白であろう」
中学で三年間同じクラスだったからよく知っておるのだがな、と前置きし、
「高等学校に進学すれば多少は落ち着くかとも思ったがな」
「そうかな?涼宮さんって少しばかり内向的だけど、そんなに変わっているとは思えないんだけど」
焼魚から骨を細心の注意で取り除いていた国木田が口を挟んだ。
「ふん、それこそがアヤツのやり口よ。無害で気弱な子猫を装いながらも裏では妙なことばかりしておったのだ。有名所で言えばあれか……校庭落書き事件」
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