過去ログ - ハルヒ「鬱だ、死のう」
1- 20
71:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/09(水) 00:17:54.07 ID:F8iEhw/AO
 そんな会話をハルヒと交わして国木田達に散々からかわれ谷口にギャンギャン噛みつかれた日の放課後、俺は朝比奈さんと供に校内を散策していた。部室のグレードアップの為である。

 朝比奈さんの物資補給の実力は折り紙つきで人数分の机と椅子を目がハートマークになった生徒会担当者から。

 一昔前の旧型CDラジカセを純粋そうな一年生女子の世界観を思いっきり逆転させてしまうような色仕掛けで。

 大量の湯飲み茶碗と茶葉更には電気ポッドまでを見ていて気味が悪くなる程の猫かぶりで「先生?あたし達これから放課後は文学部室でお勉強しようと思ったんですけど…その湯飲み茶碗とポッドを頂けたら凄〜く励みになるんだけどな〜」驚くべきことに職員室から『同意』の上で譲りうけていた。

「それで朝比奈さん、本日の獲物は?」

「これからの情報化時代にパソコンの一台もないなんて許せないないって思わない?」

「別に思いません。第一ポッドとパソコンじゃ値段が違いすぎますよ」

「涼宮さんもパソコン欲しいって」

「命に替えても手にいれましょう。なんなら定期預金を解約してもいい」

「そんなことしなくても大丈夫よ。ここにいる彼らが『自分から』譲ってくれる筈だから」 そう言って朝比奈さんが指し示したのは部室棟内では文芸部室のご近所パソコン室、『コンピュータ研究部』通称コンピ研のアジトだ。

 哀れなるコンピ研部員達よ、ハルヒの為、大人しく朝比奈さんの毒牙にかかって成仏してくれよ。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
380Res/250.49 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice