過去ログ - ハルヒ「鬱だ、死のう」
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86:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/10(木) 23:55:06.13 ID:avtM4CGAO
 ――昼休みだ。

 ハルヒは宣言した通り9組に転校生の勧誘に行ってしまった。

 今日は昨日あんな事があったからハルヒと相当気まずくなる気がしていたが転校生騒ぎのお陰で普通に話す事が出来た。

 そこんとこは転校生に感謝。

 ちなみに9組は特進クラスで教室の位置が他のクラスと離れている、授業内容もレベルが高いせいか通常学級に対して妙な優越感を持ってる奴もいて五組との関係は微妙だ。

「ところでキョン、訊いていいかな?」

 一緒に弁当を食っていた国木田が思いだしたように話しかけてきた。

「なんだ国木田、金と勉強と女の相談以外だったら聞いてやる」


「たわけが国木田が勉強や金に関する事で貴様や我に教わることがあるか」

 と谷口の当たり前過ぎてつまらないツッコミ。

「男子高校生の悩みの九割その三つが基点になってると思うけど。それじゃあ訊かない方がいいかな」

 国木田には珍しく少し遠慮するような調子だ。

「なんだ珍しい、谷口ならともかくお前が女の話か?」

「まあそうなるかな、佐々木さんのことなんだけど」

「佐々木? 何者だそやつは?」

「キョンの中学の時の……」

 国木田、何故そこで言っていいの? みたいな目で俺を見た後に意味ありげに止める。


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