93:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/11(金) 00:08:21.00 ID:wis7kfEAO
――その瞬間、部室の空気が一瞬で変わってしまった気がした。
「ふーん、やっぱりこうなるんだ。色々いじってみても結局大きな道筋は変えられない。だとすると、果たしてこの歪な世界の結末には何があるのかしらね? 長門さん」
「さてね、それを僕に訊くのかい? 全てを見続けるだけの僕に。」
SOS団団員その三とその四の記念すべき会話はたったそれだけで終了した。
今のは朝比奈さんなりに友好的に話かけたつもりなのか、悪意があったのかすらさっぱりわからない。
長門がそれに返した台詞の意味も真意もわからん。
俺にわかるのは朝比奈さんも長門も前にもまして黙りこんで視線も合わせないという事実だけだ。
早くきてくれハルヒ、空気が重いんだ。
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