15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/02/06(日) 21:10:47.70 ID:cHjyVjzzo
<ガチャガチャ
「「!!」」
和やかな(?)会話を続けていた彼等だったが、突如ドアから聞こえてきた音に反応し
即座にそちらに意識を向ける。待ち望んでいた『機会』が今まさに訪れようとしているのだ。
ガチャリと鍵が開く音が聞こえ、ゆっくりとドアが開いていく。そして
「やぁやぁおはようございます、とミサカは手を振りながら朝の挨拶をします」
呆れるほど脳天気な声を出しながら、一人の少女が手を振りながら部屋に入ってきた。
垣根「・・・は?」
麦野「え?」
御坂「あ、あんた!」
一方通行「・・・」
「皆さん起きているようですね、関心関心、とミサカは修学旅行中の学校の先生のようなことを言います」
そう言うと、少女 ― 御坂美琴のクローンである『妹達』の一人は腕を組み満足気にうんうんと頷いた。
そのあまりに場違いな様子に皆、溜息を吐いて肩の力を抜いたが
ただ一人、一方通行だけは苦虫を噛み潰したような顔をして少女を睨み続けていた。
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