296:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/02/13(日) 22:28:39.56 ID:nipShkz/o
00001号(この教室……中から物音がしますね)
00001号は今、とある教室の前で聞き耳を立てていた。
00001号(思った通り、遠くまでは逃げられなかったようですね
恐らく一方通行はここにいる……上位個体、聞こえますか?)
打ち止め(うん、聞こえてるよ)
00001号(一方通行の潜伏している教室が判明しました。
このミサカは先に突入しますので、上位個体も急いでこちらへ)
打ち止め(りょーかい!でもあんまり無茶しちゃダメだよってミサカはミサカは下位個体の身を案じてみる)
00001号(ご安心を、そう何度もあんなモヤシに出し抜かれはしませんよ
とミサカ00001号は自信満々に答えます……さて、と)
彼女はそっと教室のドアに手をかける。
00001号(罠を仕掛けるような時間はなかった……ここは一気に飛び込むべし!)
ドアを開け放つと、00001号は一気に教室内に踊りこんだ。しかしその途端、彼女は再び視界を奪われてしまう。
見回してみると、どうやら教室全体が白い気体に覆われているようだ。
00001号「ゲホッゴホッまた消火器ですか!?芸がありませんね一方通行!とミサカは鼻で笑います」
00001号「先程の一件で消化剤を晴らすコツは覚えました!
こんなものすぐに散らして捕まえてみせます、とミサカは―」
叫びながら電撃を発したその瞬間、彼女は凄まじい爆風に包まれ、そこで意識は途絶えた。
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