590:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/02/24(木) 06:07:28.16 ID:w60oGbt9o
麦野「……あぁ、私もどっかで見たことある気がする」
一方通行「言われてみると確かに……」
御坂「え、私は全然覚えないけど」
垣根「んー……?あ、思い出した!アイツ理事会の親船だ!!」
一方通行「あァそォか、資料で見たンだ」
麦野「そうそう、暗部に回ってきた資料に……って何でそんな大物がいるわけ!?」
そう、彼等の目の前でうどんを食している彼女こそ、
かつては「平和的な侵略者」とまで呼ばれた交渉術の達人、統括理事会一の働き者、親船最中その人である。
そんな人物がたった一人でうどんを啜っているというシュールな光景に、彼等はしばし呆然とする。
一方通行「……でもまァ、最初にアレイスター出てきたくらいだし今更大物が出てきても驚きも笑いもしねェよ」
垣根「確かに、な」
麦野「うどん食ってるだけだしね」
御坂「うん、まぁ……そんな大物が学食でうどん食べてるって言うのはそれはそれで凄い光景だと思うけど……」
呆れながらも、特に笑う要素もなく四人は食事を続ける。
誰も笑わなかったことに親船がちょっと残念そうな顔をしていたのはここだけの秘密だ。
だが、この『笑ってはいけない学園都市』においてそんな平和な時間が長続きするはずもない。
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