946:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/03/10(木) 20:17:59.49 ID:Vt07mZDBo
一方通行「……クソがッ!俺の身体が俺の意思に逆らってンじゃねェよ!」
凍りついたように動かない己の脚を、思いきり殴りつける。
本能を意志の力で無理矢理ねじ伏せ、彼は今度こそ一歩を踏み出そうとした――
のだが、自分で殴りつけた脚のダメージが思いのほか大きく、彼はしばらくその場で悶絶することとなった。
もやしっ子、ここに極まれり。
一方通行「く、クソ……意外とハードパンチャーだったンだなァ俺は……」
もやしなだけである。
とにかく、彼はようやく階段に足をかける事に成功したのだ。
一方通行(……そォいやァ、学校の階段には怪談話が付き物だったよなァ)
別に寒いダジャレを言いたいわけではない。足を引き摺るように階段を登りながら
なんとなくそういう話を思い出しただけだ。
一方通行(夜中になると階段の段数が増える、とかそォいう類の話が多いンだったか?
ぶっちゃけ階段の段数増えても怖くもなンともねェよなァ、不思議ではあるけどよ)
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