951:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/03/10(木) 20:20:25.05 ID:Vt07mZDBo
御坂「あんまり長居したくないし、さっさと見つけちゃいましょ」
垣根「だな。手分けして探すぞ、罠にかかった時の被害を分散させる意味も含めてな。
俺と麦野で机の中見て回るから、御坂は棚の中を探してみてくれ」
御坂「わかったわ」
麦野「勝手に決めやがって……ま、いいけどさ」
それぞれ自分の持ち場を決め、彼等は各々探索を始める。
美術室はそれほど広くなく、隠す場所も精々机か棚くらいなものなので、
三人で探せばすぐに見つかるだろう。
垣根「ん、こいつは……ッッ………麦野、ちょっといいか?」
さっそく何かを見つけた垣根が肩ひくつかせながら麦野を呼び寄せる。
彼の手には、机の中から取り出した紙切れのようなものが握られていた。
麦野「何、もう見つかったわけ?」
垣根「あ、あぁ……こいつを見ろ」
麦野「はぁ?何よこrグファ」
垣根から受け取った物を確認した瞬間、麦野は盛大に噴き出す。
彼女が手渡された紙切れ、それは証などではなかった。そう、それは――
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