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2011/02/26(土) 14:07:52.21 ID:5AADduDAO
相手を刺激しないようにしながらバックの中をがさごそ探る。
どうして強盗犯向けの対応してるんだろうとか思ったら負け。
「絆創膏…いる?」
恐る恐る、戦闘体制の猫にマタタビを与える気持ちで絆創膏を差し出した。
女の子は口を少しだけ曲げる。
はて、なんだろう。
「…いい。家でやる」
まさか絆創膏に毒物が混じってるとか考えちゃってんのかなこの子。
さすがにそんな厨ニ病じゃないよな…いやナイフ持ってたんだっけ。
厨ニ病の基準について考える僕を横目に、女の子は指先を額に這わせて傷を確かめる。
…もしかして。
「傷の位置分からないなら、貼ろうか?」
「え?」
「え?」
「新手の変態?」
とんでもない誤解を受けた。
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