555:『究極生物編』:第2話 ◆K/7LL5shls[saga]
2011/02/10(木) 01:05:01.04 ID:PGKyv2zo0
垣根「ウイちゃん…もう目を開けてもいいぞ…」
初春「ふ…ふ…ふ…」
初春「ふぇぇぇぇぇぇぇん!カッキーくぅぅぅぅん!」
初春「怖かったですッ!すっごく怖かったですッ!」
垣根「あーよしよし…大丈夫…もう怖いヤツはいねぇよ…」
緊張の糸が途切れて、垣根の胸に顔をうずめて泣く初春の後頭部を、
垣根は優しく愛おしげに撫でる。
一方、佐天などは…
佐天「(何だったのよ…今のヤツ…)」
佐天「(マジもんのサイコ野郎…生まれて初めて見たけど…)」
佐天「(ひょっとして…初春の彼氏サンが来なかったら…)」
佐天「(アレを相手にしてたの私ッ!?)」
佐天「(た…助かったぁ〜〜)」
戦っていた訳でもないのに、
緊張しただけで疲れ切ってしまい、ベンチの上でグタっとなった。
『スタンド使い』になってからは『スキルアウト』程度ならばまるで怖く無くなったが、
あんな正真正銘の『キ○ガイ』の相手は流石に御免こうむりたい。
垣根「でだ…これはもう…何がなんでも見せてもらうからな」
垣根「その『帽子の女』の下の顔をなッ!」
疲れ切った佐天の意識が宙に浮いている内に、
初春と腕を絡めつつも『欠番個体』に近づいていた垣根が、
その『帽子』を乱暴に脱がせた。
―――当然、そこにあるのは…
垣根「――――やっぱりかよ」
初春「え…御坂さんッ!?いや…でも…違う!?」
『御坂美琴』の文字通り『生き写し』である『欠番個体』の顔である。
初春はそれを見て驚き、垣根は何か納得したような顔をしながら…
垣根「で…教えてもらおうか…お前さんが何者なのかを…」
垣根「え?『超電磁砲』のソックリさんよぉ…」
/└────────┬┐
< To Be Continued... | |
\┌────────┴┘
1002Res/353.54 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。