67:『吸血殺し編』:第8話 ◆K/7LL5shls[saga]
2011/02/07(月) 14:48:49.69 ID:QnDQSnhL0
ディアボロ「――――いいだろう上条当麻。我が友よ」
上条当麻が立ち上がったのに合わせ、
『深紅の王』もまたその『戦場(コート)』へと帰還する。
もう一人の神に弓引く『悪魔(レッド・ドラゴン)』が立ち上がる。
ディアボロ「我らが『宮殿』に踏み込みし不埒者は…」
ディアボロ「俺とお前の2人で片付けるとしよう…」
―――『主人公』たる2人は相並び『錬金術師』へ立ち向かう
―――『最終ラウンド』だッ!
アウレオルス「ほざけッ!何やら妙な技を隠し持っていたらしいがッ!」
アウレオルス「キサマを守る『右手』は未だその手には無しッ!ならばッ!」
アウレオルス「『 来 た れ 処 刑 剣 』ッ!」
アウレオルスの召喚に基づき、再び『ツェペリの処刑剣』が虚空に出現するッ!
アウレオルス「『 回 転 せ よ 』」
アウレオルス「『 し か し て 』」
アウレオルス「『 斬 首 刑 に 処 せ 』ッ!」
空中を高速回転して走る『ツェペリの処刑剣』は、
例えるならば高速回転するスクリューッ!さもなくばヘリコプターのローターッ!
空飛ぶギロチンは上条当麻の首へと迫り、その首を…
上条「どうした『錬金術師』」
上条「俺も『 生 き て い る ぜ 』ッ!」
アウレオルス「ーーーーーッ◎△$♪×¥●&%#?!」
何故だ!?何故だ何故だ何故だ!?
何故コイツまで生きてるッ!
まさか…
アウレオルス「(コイツら本当に『不死身』か!?)」
アウレオルス「(!?――――イカンッ!?)」
そんな事を考えてはいけない!
そんな事を考えれば…それは…『現実』のモノとなってしまうッ!
ステイル「(ヤレヤレ…良い根性をしているよ…)」
ステイル「(でも…啖呵を切るならもう少し考えてからにしてくれ…)」
慌てるアウレオルスを余所に、
『跪き』ながらもその手に『ルーン』を握り込んだステイル=マグヌスが嘲笑う。
何の事は無いのだ。
ステイル=マグヌスは『炎の魔術師』。
熱気を引き起こして『蜃気楼』を上条とアウレオルスの間に発生させ、
アウレオルスの目測を誤らせた…ただそれだけ。それでかしかしてない。
『別世界』で『ジャイロ=ツェペリ』が『ディ=ス=コ』に対してやって手と同じ手だ。
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