892:『究極生物編』:第4話 ◆TMNazXWvVM[saga]
2011/02/12(土) 16:07:39.51 ID:0XMa7UuC0
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/ { , 、\ 、____ _\ 関 係 ね え よ ッ !
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. | , / ヽ. \::::::::::::::::{ 〉:::::::::::::::〕 こんなんじゃなぁぁぁ…
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/ ∧ || ', ゝ-< \:::::| このワタシの『気持ち』が納まんねェんだよォォォォォッ!
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――――イキナリ『キレた』。
――――まさに怒髪天を突くって勢いの大激怒である。
インデックス「HEY!シズリッ!トウマは限界みたいだから私に食べさせればイイんだよッ!」
麦野「黙ってろ、この腐れシスターがッ!前にカミジョウの為に作ったヤツを全部食いやがってよォッ!」
麦野「あの時のテツはもう踏まねェんだよッ!」
ここで発現して麦野に詰られているインデックスさんは、
全身を縛りあげられてまるで水揚げされたばかりの魚の様に、
口から大量の涎を垂らしながら床の上でビチビチやっている。
―――では、ディアボロはどうかと言うと
ディアボロ「………」
『付き合ってらんねー』といった表情で、
上条のベッドに一人寝転がって本を読んでいる。
『GORGEOUS IRENE』と言うタイトルの洋書で、
昔『イロイコ=A=ラーキー』とか言う考古学者兼作家の男が書いた冒険小説である。
『化粧』を駆使して『人格』や『体格』すら変化させる『女殺し屋』を主人公にした小説で、
奇想天外であまりにも独特すぎる世界観は、読む人は選ぶだろうが、中々に味があってよろしい。
上条「ディアボロさん…助け…」
ディアボロ「オイ女…そこまでにしといてくれ」
ディアボロ「オマエに悪気が無いのはわかるが…流石に我が友がかわいそうだ…」
上条が捨てれた子犬みたいな目でディアボロに助けを求めて来ると、
『ハァ…』とディアボロは溜息をつきながら、麦野のそういって制止を求める。
しかし…
麦野「ウッせえんだよッ!このカビ頭がッ!」
麦野「こんなもんじゃなぁッ!私の『気持ち』が納まンねェんだよォォォォッッ!」
麦野「ほらカミジョウッ!食え食え食えぇぇぇぇぇッ!」
上条「タシケテーーーーーーッ!」
逃げ出そうとする上条を追いかける麦野。
小さな部屋の中で追っかけっこを始めた2人に、
ディアボロは『ハァ…』と溜息をつきながら、意識を本の方へと戻した。
―――『上条当麻』と『麦野沈利』
―――『正史』において何の接点も無かった筈の2人に
―――果たして何があってこんなことになっているのか…
―――事の起こりは『3日前』…『8月12日』の『夜』に遡る
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