過去ログ - 上条「約束したよな?例え地獄の底でも、お前を ――― 」
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23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/07(月) 23:05:55.45 ID:OPr6xd7U0

心なしか、二人の距離が近い気がする。

もしかしたら、普段の俺たちもあんな風に見られていたんだろうか。

胸のむかつきが強くなる。

何で俺じゃないんだ?

俺が何であそこにいないんだよ。

あそこはそもそも俺の…

レジで会計を済ませた二人はそれぞれ手に買い物袋を提げている。

一方通行が左手に、アイツの手から袋を一つ取り上げようとする。

アイツが断るのがわかる。

それでも、手を指し伸ばす一方通行に折れたのか、インデックスが一番小さな袋を一つ渡す。

それを、周囲の人間、奥さん連中が笑って見ている。

仲の良い兄妹だとでも思ってるのだろうか。髪の色も似ているし。

……それとも…

それとも…お似合いの恋人だとでも言ってるのか。

二人の後を付けている自分が無性に惨めに思えた。




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