過去ログ - 上条「約束したよな?例え地獄の底でも、お前を ――― 」
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25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/07(月) 23:07:16.53 ID:OPr6xd7U0
ガチャガチャと音がする。

扉が開くと「ただいまー」とアイツの声。

部屋の電気を点けてから、アイツが短く悲鳴を上げる。

「とーまったら、いたなら電気くらいつければいいのに。ビックリしたんだよ」と言って、怒ったフリをする。

そう、『フリ』だ。アイツはだって機嫌がいいから。俺にはわかるから。

アイツが手にした袋を掲げてから笑う。

「とーま、今日は私がご飯作るんだよ」得意げに笑う。

インデックスの笑顔は、何処か大人びていて、可愛いじゃなくて綺麗だと思った。

そして、無性に腹が立った。

その笑顔の訳が今ならわかるから。

アイツのおかげか。

アイツのせいか。

アイツのための笑顔か。

材料を取り出していくインデックスの背に、俺は気付いたら声を掛けていた。



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