過去ログ - 上条「約束したよな?例え地獄の底でも、お前を ――― 」
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27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/07(月) 23:08:54.69 ID:OPr6xd7U0

そうだ、一方通行は強い。正直、万全の状態で、ガチンコでやって勝てるとは思わない。

レベル5だからお金もある。特売だ節約だなんてみみっちいことなんて言わないだろう。

それに、カッコいい。日本人離れした容姿はインデックスと並ぶとお似合いだ。

誰かを守ろうと戦う熱いヤツだっていうのも知ってる。

何だ、上条さんよりも遥かに好条件の超優良物件じゃないですか。

「とーま?私何かした?とーまが怒るようなことしちゃった?だったら教えて欲しいんだよ」泣きそうな顔で言う。

いや、インデックスの声は震えてる。本当に泣きそうなんだろう。

まるで、これじゃあ上条さんが悪党みたいじゃないですか。苦しいのも、悲しいのも、悔しいのもこっちなのに。

もうどうにでもなれと、心の奥底で誰かが囁く。

「一方通行が良いんだったら、今すぐそっちに行ってもいいんだって言えばわかるか?」

インデックスの顔が真っ白になった。

真っ青を通り越して、真っ白。血の気が引くみたいな。

でも、それは疚しいことを指摘されたからじゃない。

余りの衝撃に、怒りに、一気に頭が冷え切ったからだ。

何故なら、うろたえていたはずのインデックスの青い瞳は、強い力で俺を睨んでいたから。




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