過去ログ - 上条「約束したよな?例え地獄の底でも、お前を ――― 」
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38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/08(火) 23:03:16.19 ID:KIdD8Hyc0

考えないようにしていた可能性を思い出す。

本当ならすぐに向かうべきなのに、俺は無意識に外していた。





一方通行……もしかしたらアイツのところに。



気持ちは焦っているのに、足が重い。

それでも足を踏み出せば当然、少しずつでも進んでいく。

一方通行のマンションまでたどり着いてアイツの部屋を知らないことを思い出した。

エントランスまでしか俺は見ていない。

それ以上見ていられなくて。

アイツが一方通行の部屋に入るところを見たくなくて、俺は逃げ出したんだ。

でもそんな心配無駄だった。




マンションの前には白い人影。




缶コーヒーを傾けながら、一方通行は不機嫌な顔でエントランスの前の階段に腰掛けていた。

他の住人がビビっちまいそうだ。




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