過去ログ - グラハム「私の妹がこんなに可愛いわけがないっ!!」
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22: ◆TYIbS5r7nc
2011/02/08(火) 00:22:02.06 ID:XlmQYdf0o
新たな対戦者の出現。しかし、この時私は感じていた。
この乱入者は……これまで戦って来た猛者達と比べても異質!


木星帰りの男   『フフフ……手合わせを願いたいものだな』
グラハム・エーカー『承知した』


短いメッセージのやり取りを終え、戦闘が始まる。
私が選んだのは、黒衣の妹『スサノオ』
一方で対戦者が選んだのは、ぽっちゃり系妹『ジ・O』

この男の気……只者ではない。心躍るなガンダムッ!!
戦闘開始と同時に私とスサノオは得意とする接近戦を挑む。
しかし、私の斬撃は全て、紙一重で躱されていく。

この感覚は……!!
私の反応速度を超える読み。まさに動きが読まれている!
沙織・バジーナや他のネットの猛者達の動きも、今の私より上であると考えているが
この男はそういったレベルではない。反応速度の上を行く何か……!

一度、私はこの感覚を味わった事がある。
まさに、最後の少年との戦い……あの時の少年を彷彿とさせるっ!
しかし、少年とは違う。少年ではない。底知れぬ異質な気を放つこの男……!
ネット回線ごしでも私の目は欺けんぞっ!!

木星帰りの男『落ちろ、カトンボ…!』
「何という僥倖……!このような敵に巡り合えるとは!!生き続けた甲斐があったと言うものだっ!!」
男のメッセージに対して叫び返すと、私は再び、突撃する!このワルツ、簡単には終わらせんよ!

結果を見れば、練度の差がそのまま結果となっていた。
フッ……しかし、このような猛者がいるならば、この道……極める価値があると言うものだ。

木星帰りの男『良い腕だ。だが、私を倒すには足りないな。』

そのメッセージを残すと男はログアウトしていった。
しかし、この男とは、再び戦う運命にある。私はその運命を確信していた。


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