過去ログ - TV 「ねことあひるが力を合わせて」
1- 20
132:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/19(土) 20:46:47.18 ID:TeLbiXuJo
男 「プロセス……?」

木山 「そう。君の知っているとおり、能力者の能力は当人の脳内の 『自分だけの現実』 領域において決定される」

木山 「その 『自分だけの現実』 が発現したもの。それが能力だ」

木山 「君にとって、そして誰にとっても分かることは、君がネコとアヒルとの会話を可能としていることだろう」

木山 「しかしそれは能力の本質ではない。君が彼らとの会話を可能とするのは、何故だ?」

男 「それは……僕が、ネコとアヒルと脳波をリンクさせるから……あっ」

木山 「そう。君の能力は、“ネコとアヒルとの会話をするという結果” を出すために、“彼らと脳波を繋げること” だ」

木山 「……君は自分自身の能力を根本から見誤っている。まぁ、誤差と呼べる範囲であるけどね」

木山 「君の能力の本質は、ヒト、ネコ、アヒルの三者の脳波を繋げること、ということだ」

アニェーゼ 「ははぁ。つまり、ネコやアヒルと会話ができるってのは、その副産物ってわけですね?」

木山 「そういうことになる。まぁ、そもそも、それを成すための能力なのだろうがね」

男 「……っていうか外部の人にこんな話を聞かせてしまっていいんです?」

木山 「問題はなかろう。学園都市が隠匿したがっているのは、行き過ぎた自然科学の内容と、能力開発の基礎的部分だ」

木山 「とある異能力者の至極部分的な能力の話などを聞いても何にもならないだろう」

アニェーゼ 「そもそも、科学なんぞにさして興味もねえですしね」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
451Res/353.75 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice