過去ログ - TV 「ねことあひるが力を合わせて」
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381:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/07/05(火) 21:07:31.12 ID:bSd9vOaPo
肉体強化 (ばっ……馬鹿なッ……!?)

肉体強化 (俺が……この俺が……!! 単純な膂力で、押されているというのか……!?)

男 「君がどんな不幸を背負っているのかなんて知らない」

ググッ……ググググッ……!!!!

男 「けれど、そんな強大な力を持っていて、それをこんなくだらないことにしか使えないというのなら、」

――――――ッッッッッダンンンッッッ!!!!!

肉体強化 「ッ……!!?」 (パリィ……!? 俺の拳を、弾いッ―――――しまっ……!?)

肉体強化 (し、しかし俺には鍛え抜かれた筋肉の鎧が――――)



男 「――――――そんな不幸ぐらい、自分で勝手に吹き飛ばせッッ!!」



ドゴォォォォオオオオオオオッッッッ!!!!!

肉体強化 「………………」

――――――ゴフッ……!!!

肉体強化 「馬鹿、な……俺の、筋肉の、鎧を……」

男 「……猫の動作演算アルゴリズムは、何より瞬発力に重きを置いている」

男 「瞬間的な筋肉の動作に関しては人間よりよほど上手だよ」

男 「その動作を僕の拳に取り入れた……おそらくは人類が “出してはいけない” 速度の拳だ」

男 「人体と猫の動作アルゴリズム。その完全な融和。これが君が馬鹿にした低位能力者の力だ」

肉体強化 「ぐっ……きっ……さ、まっ……!」

男 「……この程度の鎧が君の全力だというのなら、鍛え直した方がいい」

男 「まだ “見習い” 程度でしかない僕の拳すら、防ぎきれないのなら、」

男 「――――誰かさんの拳になんて、絶対に、勝てないだろうからね」

肉体強化 「っ……あ……――――」

――――ドサッ……


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