過去ログ - TV 「ねことあひるが力を合わせて」
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388:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/07/05(火) 21:19:47.49 ID:bSd9vOaPo
ルチア 「二人の応急処置は済ませました。私は軽い打撲だけですし」

木山 「そうか……すまない。部外者の君たちまで巻き込んでしまって」

ルチア 「……謝るのはこっちですよ。結局、アナタに怪我をさせてしまいました」

ルチア 「私たちはプロです。なのに、科学を侮ったばかりに、この結果です……」

ルチア 「私は、散々馬鹿にしてきた科学に敗れ、科学に助けられてしまった……」

木山 「ルチアくん……」 フッ 「……何を馬鹿なことを言っているんだ、君は」

ルチア 「……?」

木山 「君たちが頑張ってくださったから、男くんや白井くんが間に合ったんじゃないか」

木山 「本当にありがとう。この街に住まう者として……この子たちの先生として、本当に感謝する」

木山 「……そして、君たちが信じる神ならば、科学しか信じられない私にも、信じられる気がするんだ」

木山 「きっと、君たちのような偉大な聖職者が、十字教の教えを世界に広めたのだろうな」

ルチア 「………………」 プイッ 「……おだてても何も出ませんよ、異教徒。私はまだ修行中の身です」

木山 「ふむ。これは手厳しいな」

ルチア 「……あなたこそ、」

木山 「?」

ルチア 「……あなたのような、子どものために身体を張れるような大人が……本物の “先生” がいるから、」

ルチア 「きっとこの科学の街は成り立っているのでしょうね」 ニコッ

木山 「……ふふ……その褒め言葉、その素敵な笑顔と一緒に、ありがたく受け取っておこう」


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