38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/10(木) 11:18:56.95 ID:d+YsbcAAO
リビングには暖かな笑い声が満ちていた。
幸せを絵に描いたような光景が目の前にある。
そのなかに混じった雑音は本当に微かで唐突なものだった。
『―――ま―こ』
「えっ?」
誰かに呼ばれた気がして振り返ると、リビングであるはずのそこは何もない真っ暗な空間だった。
笑い声が飽和する。
それは次第に波打ち、歪み――――大音量で響き出した。
なに。
なんなの、これ。
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