過去ログ - 兄「お兄ちゃん大好き……(裏声)」
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1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/10(木) 02:09:39.64 ID:a8kUhx5AO
兄「俺もだよ……」
兄「お兄ちゃん……!!(裏声)」
兄「抱き合い、見つめ合う二人……」
兄「そして……愛し合う二人は寄り添いながら、寝室へ……!!」
兄「あふん、うふん、の大合唱!!」
兄「やがて……」
妹「……」
兄「……あの、いつからそこに居ましたか?」
妹「……最初から」
兄「わおっ、こいつはたまげたな! てひひひっ」
妹「……」
兄「……」
妹「……」
兄「うわああぁぁあんっ」
妹「兄は号泣しながら、窓を突き破り落下し、帰らぬ人となった」
兄「……死んでない。死んでない。落下はしたけど」
妹「ちゃんと硝子の破片、片付けておいてよ」
兄「……はい」
2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/10(木) 02:21:33.28 ID:a8kUhx5AO
兄「やれやれ、恥ずかしい所を見られたぜ」
兄「……」
兄「……おっと。おてぃんてぃんの事じゃないぜ?」
3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/10(木) 02:31:46.64 ID:a8kUhx5AO
雲子「彼女……?」
窓(ガラッ)
妹「雲子さん! 馬鹿が感染するから早く逃げて!!」
4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/10(木) 02:47:41.21 ID:a8kUhx5AO
兄(あ〜、ひょっとして、アレは本当に俺を亡き者にしようとしていたのでは無かろうか……)
などと考えながら、行く宛ても無く、イく宛ても無く、さまよっていると、クラスメートに出会した。
山村「あ、こんにちは……えっと……」
5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/10(木) 03:07:37.30 ID:a8kUhx5AO
兄(とは言え、今は彼女よりも寝床と食糧の確保だな……)
兄(……)
俺は早速、近所の公園へと向かった。
6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/10(木) 17:55:00.08 ID:rLA1jNmAO
多少期待
7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/10(木) 18:40:34.20 ID:a8kUhx5AO
兄「まあな……、どうしたら良いか、占ってくれ」
占師「……これを」
兄「鍵……だよな?」
8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/11(金) 00:51:53.42 ID:q7nOYqoAO
占師「やっぱりその鍵、返してもらう」
むしり取る様に鍵を奪われてしまった。
兄「むぅ……せっかくのチャンスをお茶目な冗談で逃してしまった……」
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