過去ログ - 兄「お兄ちゃん大好き……(裏声)」
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171:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[saga]
2011/04/28(木) 01:50:23.72 ID:2FWK7cSbo
俺はそっと、ズボンと共に下着を下ろす。
衝撃的な映像を見せる事により、記憶を上書きする為だ。
?「あ、兄君……?」
もう少しで”漆黒の大森林”――ギャランドゥが見えそうな位置で俺は手を止めた。
兄「もしや、山村さんか? 美人の?」
山村「うん。美人の山村さんだよ」
兄「こんなところでどうしたんだ? 眠れぬ夜に俺一本! 俺汁5mg配合! なのか?」
山村「なのか? って聞かれても意味が分からないよ」
兄「へ、へへ……そうだろうよ」
なにせ知り合いに痴態を見られて気が動転してるからな。
山村「今日は朝から具合が悪かったんだよ。兄君も?」
兄「俺は元気だ。どこも悪いところなんて無い! 欠点が無いところが欠点です!!」
山村「うん。頭が悪いんだね」
山村さんの俺に対する好感度が急下降している気がする。
ここは一つ、ばしっと決めなくては。
兄「あー……山村さん?」
山村「うん?」
格好良い台詞を放たなくては……うむぅ……。
兄「君の……」
兄「君のおっぱいを片方だけ、吸わせてくれないか? 片方だけで良い」
兄「もう片方は、これから生まれてくる俺たちの子供の分だからな……」
言ってやった。最高に格好良い、真摯な表情で事もなさげに言い放ってやった。
山村さんの頬がみるみる赤く染まっていくのが……。
山村「……あはは、面白いねそれ」
目が笑ってない。と言うか、無表情だ。
美人の無表情は怖いと、常日頃言っているのに……。
兄「お、おしっこちびりそうなんで、失礼しまーす!!」
俺は勢い良く保健室を飛び出した。
兄「ふー……病人をからかうもんじゃないな……彼らほら、余裕がないから……」
兄「良い子のみんなと俺とのお約束だ 病人はからかわない!!」
兄「以上! 今日の授業終わり!!」
その時、俺は奇跡を目の当たりにした。
終わり、の声と同時にチャイムがなったのだ。
兄「おわっ!? すげぇや!! 今日から俺が校長だな!!」
兄「……ああ」
兄「……一人って、悲しいな」
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