過去ログ - 兄「お兄ちゃん大好き……(裏声)」
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21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/12(土) 00:55:40.11 ID:3ZHjknjUo
放課後、俺は占い師の下を訪れていた。
兄「相談なんだが」
占師「なんだ?」
兄「金を稼ぐ良い方法って無いか?」
そう。
このまま家に戻っても、食料も無ければ、洗濯も出来ない。
ティッシュすら買えという事は、思春期の男にはとても辛い。
占師「そう言うのは……専門外だが……いや、一つだけ当てがあったな」
兄「なんだ?」
占師「探偵の助手なんだが……」
兄「パンティの助手? それ良いなっ!!」
占師「そんな仕事あるかーいっ!!」
兄「……」
占師「……」
兄「……」
占師「も、もしかして私は面白く無いことを言ってしまったか?」
兄「うむ」
悪いのは俺だと思うけどな。
占師「すまない……。占い以外の事は良く分からんのだ……」
そう言う彼女はどこか寂しそうで、俺は――。
兄「ふっ、これからは、何でも俺に聞くと良い。一人遊びの方法から、良質な動画サイトまで教えてやるぜ!」
占師「……」
兄「……」
占師「まあ、探偵の助手と言ってもだな」
俺のお茶目な冗談は、華麗にスルーされた。
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