過去ログ - 兄「お兄ちゃん大好き……(裏声)」
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34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/12(土) 20:33:03.87 ID:5/alZYFAO
兄「およ?」
ビルの外に、一足先に出たハズの探偵さんが見当たらない。
どこに行ったんだ?
俺はゴミ箱の蓋を開け、マンホールを開き、探し回る。
通りかかった知らないおじさんのヅラの下も探した。
兄「どこ行ったんだよぉ……ぐすん、ぐすん」
探偵「何をしてるんだ……君は」
兄「お、探してたんだぞっ! プンプンプーン!」
探偵「……人を探してる様には見えなかったぞ」
探偵さんはVespa(スクーター)を押していた。
兄「あれ? どっか行くのか?」
探偵「手分けして探した方が、早いだろ?」
兄「……そういう事か。所で、写真とか、手がかりとかは?」
探偵「ああ、これが写真で、こっちがその犬が好きな餌だ」
缶詰めを3つと、写真を手渡される。
兄「……こっ、これは!!」
俺は驚愕した。
その様子に、探偵さんが神妙な顔で尋ねてくる。
探偵「なんだ? 知っているのか?」
兄「……まるで犬見たいな顔の人だな、ぷぷっあはははっ、本当に犬に似てる!」
探偵「いや、それ犬の写真だからな?」
俺は驚愕した。
兄「そうなのかっ!? てっきり飼い主の写真かと思った」
探偵「どこをどう解釈すれば、そうなるんだ……」
兄「なるほどな、犬に似てる訳だ」
探偵「んじゃあ、私は街外れの方を探して来るから……待ち合わせはここで良いか?」
兄「おう。見付けたらここに戻って待ってるぜ?」
探偵「ふふっ、そう簡単に見付かるかな?」
兄「必ず見付けるぜ! じっちゃんの名にかけて!」
探偵「ま、見つからなくても気落ちするなよ?」
兄「因みに俺の爺ちゃんは、巨乳の若い姉ちゃんと野球が大好きな普通の年寄りだが?」
探偵「……君は本当にマイペースだな」
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