過去ログ - 兄「お兄ちゃん大好き……(裏声)」
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39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/13(日) 00:09:15.81 ID:MnIFEnLAO
兄「一体何がしたかったんだよ!!」
探偵「感動的な場面を作りたかった。反省はしていない」
兄「反省しろよ! 俺の最終兵器息子が使い物にならなくなったらどうすんだよ!!」
山村「……一生使う機会は無いかもよ? 兄くん」
兄「毎晩、自分で使ってるから良いんだよ!!」
どうしてもお礼がしたいと言う山村さんに言われるまま、俺達は家に上がりケーキを食っている。
兄「むしゃむしゃ……全くもう……」
山村「それにしても、兄くんが探偵なんてね……びっくりしちゃった」
探偵「私も二人が同級生だなんて、驚いたな」
兄「俺は山村さんがバター犬を飼ってる事にびっくりだ」
ああ。ペロリィヌとキスしとけば良かった。
そしたら間接的に色々ペロペロになるのに。
山村「……」
探偵「……」
兄「……なんだ? 黙り込んで」
探偵「お前、冗談にしてはそれはヒド――」
山村「……どうして分かったの?」
探偵「えええぇえええぇっ!?」
兄「余所の家でそんな大声だすなよ……。ペロリィヌって名前がバター犬っぽかったからな」
山村「……っ」
兄「ん?」
いつも堂々としている山村さんが、顔を赤くして、うつむいている。
山村「……お願い……この事……誰にも言わないで……」
今にも泣き出しそうな声でそう言われちゃあ……。
兄「ヤダ」
と、言わざるを得ない。
探偵「この馬鹿っ!!」
探偵さんが勢い良く俺の鼻に指を突っ込む。
兄「あだだただっ!!」
探偵「誰にだって秘密の二つや一つはある! それにプライバシーの守秘は探偵業の基本だろっ!」
兄「お、俺はただの助手だってば!!」
探偵「何の助手か言って見ろー!!」
更に指がねじ込まれる。
兄「あだだっ、たっ、探偵だ!!」
探偵「だろう?」
ようやく、¨高校生鼻穴蹂躙〜鬼畜探偵〜¨が終了する。
兄「……すまん。そうだよな」
俺達の様子をきょとんと見ていた山村さんが、再び泣きそうになる。
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