過去ログ - 兄「お兄ちゃん大好き……(裏声)」
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42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/13(日) 13:45:36.71 ID:MnIFEnLAO
兄「きのこ、きのこ、きのこ〜♪ きのこを〜食べるのは〜♪」

兄「あわび、あわび、あわび〜♪ あわび〜が〜食べ〜るよ〜♪」

 俺はルンルン気分で帰路を辿っていた。

兄「何故なら、今日の給料は二万もの大金だったからじゃ!!」

 報酬は三万だったらしく、探偵さんは何とその半分以上を俺にくれたのだ。
 探偵さん曰わく、報酬が全てじゃないから、それ位はかまわない、との事だ。
 どういう事は知らんが、とにかく俺はありがたく給料をいただき、買い物を済ませて来た。
 で、俺は自分の部屋ではなく、占い師の部屋へ向かう。
 今日の礼と俺のおニューなファッションを披露する為だ。

兄「ピンポーン」

 口で言いながら、インターフォンを鳴らす。
 少しだけ間を置いて占い師が顔を見せた。

占師「ん? お前か、仕事はどうだった?」

兄「悲しい事件だったぜ……」

占師「女手一つで育てて来た息子がニートになるより悲しい?」

兄「何だその嫌な例えは……。ま、見せたい物もあるし、ちょっと部屋に上がっても良いか?」

占師「かまわんぞ。あっ、ちょうど夕飯を作っていた所でな、一緒にどうだ?」

兄「良いのか? 女の子の手料理なんて食ったら、感動で泣いちゃうけど?」

占師「よ、良く分からんが、とにかく入れよ」


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