過去ログ - 兄「お兄ちゃん大好き……(裏声)」
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52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/14(月) 16:09:34.58 ID:kDn5QuKAO
〜二日目〜
兄「おはよう! 今日も俺はプリティだぜ!」
益垣「おう!」
今朝は早めに登校した俺だ。
益垣とはトイレの前でばったり出くわしたのだ。
何やらすっきりした顔をしているが……。
朝から何をしていたのやら。
益垣「今日はやけに早いな、どうかしたのか?」
兄「んや、ちょっとやらなきゃならん事があってな」
益垣「ん? なんだ?」
と言う益垣を引き連れて教室へ入る。
益垣「……?」
兄「……益垣」
益垣「なんだよ」
兄「女の子にモテるにはどうしたら良いと思う?」
益垣「あ? ……女なんか乳揉めばイチコロだろ?」
兄「ありがとう。実に童貞らしい答えだ」
益垣「なんだよ。お前ならどうするんだ?」
兄「そりゃお前……褒めたり、優しくしたりだろ?」
益垣「……具体的には?」
兄「例えばだな、欲求不満で淫らな格好をしている女性がいたとするだろ?」
益垣「……あ! あれか! スカートがやたら短い奴!」
兄「う? うーん……」
今時、スカート短いからって淫らって事は無いんじゃ……。
まあ良いや。
兄「そういう時に……『お嬢さん、僕の松茸で良ければ存分にお使いなさい』と下半身丸出しで……」
益垣「そうか! それが女子が良く言う優しい男って奴か」
兄「多分な」
益垣「よっしゃ! これで俺も大人の階段登れるぜ!」
兄「あ、おい! どこ行くんだよ!」
益垣は俺の言葉も聴かずに走り去ってしまった。
……まあ良いや。
俺にはやらなきゃいけない事がある。
彼女を作る為のコツや、仲の良い女の子の情報などをまとめた、『恋愛ノート』の作成だ。
兄「ふふふひ、とりあえず山村さんの項目には……」
女の子の名前を順に書き出して行く。
妹、雲子、山村さん、占い師、探偵さん……。
それぞれ知ってる範囲で好みなどの情報を書いていく。
因みに、異性のタイプの項目は全員の箇所に『俺』と書いておいた。
途中、遠くから……。
女子「きゃあぁぁっ!!」
益垣「ち、違う! これは違うんだ離せ! 離せぇえ!」
教師「良いから早くこっちへ来い!! この変態がっ!!」
と、聞こえて来たが気にしない。
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