過去ログ - 兄「お兄ちゃん大好き……(裏声)」
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58:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/16(水) 13:21:04.80 ID:TksUVzrAO
〜二日目・昼休み〜

雲子「ちょっと! 聴いたわよ」

 俺が食堂で『オムアンコ定食』を食べていると、雲子がいきなり突っかかって来た。

兄「何をだ? 俺のチン長か?」

雲子「違うわ。山村さんを……オカズにしたそうね!」

兄「そうだな。それで?」

雲子「……っ! ちょっと待ってなさい!」

 少し顔を赤らめて走り去ってしまった。
 一体何なんだ。

兄「……まあ良いや。オムアンコ……食べよう」

兄「むしゃ……むしゃむしゃ」

 10分程で俺はオムアンコを食い終わり、食堂のお姉さんに、「お前のオムアンコ良かったぜ」と告げた。
 さて、教室に戻って『恋愛ノート』の作成でも、と言う時に雲子が戻って来た。

雲子「はぁはぁ……間に合ったわ」

兄「……なんだ?」

 雲子の奴は妙な着ぐるみを被っていた。
 茶色の棒状の着ぐるみに手足を出す穴が付いている。

兄「うんこのコスプレ……?」

雲子「違うわよ! エビフライよ!」

 くるりと回る雲子。
 確かにお尻の方に尻尾らしい赤い扇状の物が付いている。

雲子「べっ、別にあんたの為にエビフライになってる訳じゃ無いんだからね!」

兄「お、おう……」

雲子「でも……そこまで言うならオカズにしても良いわよ?」

兄「……お前はオカズの意味を分かってんのか?」

雲子「知ってるわよ。副食でしょ」

兄「……」

雲子「ほ、ほら、食べなさいよ!!」

兄「着ぐるみだろ? さすがに食えないって」

雲子「た、食べられるわよ? ……ほら」

 雲子がお腹辺りの一部分を千切って食べて飲み込んで見せた。
 千切られた部分からは雲子の白い肌が顔を覗かせている。

兄「……ふぅん、がぶりっ」

雲子「んっ……」

兄「……結構美味いな。クッキーで出来てるのか?」

雲子「そうよ」

兄「早く言えよう! これなら全然、食べるぜ?」

雲子「そ、そう……」

兄「むしゃむしゃ」

雲子「ちょ、ちょっと! そんなに早く食べないでよ! あっ、そこは駄目よ!」

兄「むしゃむしゃむ……ふごっ!?」


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