過去ログ - 兄「お兄ちゃん大好き……(裏声)」
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78:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/24(木) 15:26:53.43 ID:tUnApodAO
〜三日目〜
占い師の部屋の台所で目覚めた俺は、彼女と朝食を取り学校へ向かうのだった。
占師「うー……」
並んで歩く占い師が俺を恨めしげに見上げる。
兄「悪かったって。いい加減に機嫌直せよ」
占師「イヤだ」
朝の星座占いを見逃した位でそんなに怒らなくても良いじゃないか。
例え原因が、俺のお茶目な悪ふざけだとしてもな。
兄「やれやれ、困ったお子ちゃまだな」
占師「困った奴はお前だろう!」
兄「あれ位で牛乳を吹き出す様じゃ、俺の嫁にはなれんぞ!」
占い師は最後の一杯だった牛乳を飲んでしまったのだ。
仕方なく「じゃあ俺は母乳で」と、占い師のほぼ平らな胸に軽く噛み付いたのだが、その瞬間に牛乳を吹き出したのだ。
その後片付けをしている間に占いが終わってしまい、彼女は機嫌を悪くしたのだ。
占師「お前の嫁になる予定なんか無い!」
兄「……! わ、私との事はお遊びだったのね!(裏声)」
占師「変な声を出すな! 何もして無いだろに」
兄「まあ……いや……そう言えば俺、下半身丸出しで気絶したけど? 何かしたんじゃないか?」
占師「し、してない!」
兄「本当かぁ?」
占師「本当に本当だ!」
その割には妙に焦っている様子だが……。
兄「……俺のチョメチョメに変な跡が付いてたけど?」
占師「……!」
兄「フッ。実はあれ、気絶した振りだったんだ。まさかあんな……」
占師「す、すまない! ただちょっとした好奇心で……痛むのか?」
兄「……ほほう。やっぱり何かしたのか。痛くなる様な事?」
占師「……謀ったのか?」
兄「まあな。何かしたっぽい態度だったからな」
占師「む、う……」
兄「で、何をしたんだ、ナニ?」
占師「変な事はしてないぞ! ただ少し突っついて見ただけだ」
知らぬ間にとは言え、女の子に触られていたとは……。
今日は良い日になりそうだぜ。
占師「箸でな……」
兄「箸ぃ!?」
占師「手はちょっと抵抗があってな……」
兄「敏感で繊細なガラスの十代なおてぃんてぃんに対して……箸ぃ!?」
箸は酷い。
手が駄目なら足があるじゃない!!
兄「遺憾の意を表する! 箸だったら足で良いだろう! 一文字違いだし! 手より足の方が興奮するし!」
などと騒いでいると、背後からポンと肩を叩かれた。
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