過去ログ - ヴェント「私の背中はアンタに預ける」
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209:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/22(火) 02:46:12.43 ID:KTKGNVuDO


「べ、別に疚しい考えが有った訳じゃなくてですねっ!? ほらやっぱり人間急な出来事には対処が遅れるっていうかぁ!?
上条さんも矢張り健全な男子高校生で……いやいや駄目だ駄目だこれじゃ墓穴掘っちまオフッ!!?」

「さっさと退け。何時まで跨ってるつもり?」


喧しく狼狽する上条の股間目掛けて結構強めに膝蹴りをかます。
成果は彼が傍らで、股を押さえながらうずくまる事柄で済んだ。

フンッと鼻を鳴らし、立ち上がる。
そうだ、呑気に戦闘を繰り広げてる場合ではない。少々自分を見失い過ぎた。
衣服に付いた雪を払いながら、彼女は上条に近付く。


「ぐぉぉぉ〜……、これは流石の上条さんにも響きましたよぉ……」

「この程度で勘弁するんだから感謝するコトね。アンタには色んな情報を聞き出さなきゃならないんだから、早く立て」

「うぅ……何やら大事物を失った気がする」


渋々緩慢とした動作で起き上がり、同じように髪の毛や制服に付いた雪を払う。


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