過去ログ - ヴェント「私の背中はアンタに預ける」
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212:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/22(火) 02:52:15.49 ID:KTKGNVuDO
正確にはミーシャ=クロイツェフだが、今はそれどころではない。


「gjtmd邪duabty魔rieo」


小さく呟く。理解不能な言語は、僅かな怒りを窺わせる。

ヴェントへ向いたミーシャ=クロイツェフは、彼女に手の平を突き付けた。明確な殺意だ。

第六感が警告を鳴らす。マズい、と。行動に移そうと気付いた時にはもう遅い。





―――時間がスローになる感覚。



―――反応が追い付かない自分。



―――来る。避けられない。



―――死ぬ。



そして視界を駆け巡るのは、自分が今まで目にしてきた記憶の光景。走馬灯と言うのだろうか?

私の弟。
遊園地。
医者の顔。
ローマ正教。
聖ピエトロ大聖堂。
神の右席。
テッラ。アックア。フィアンマ。
学園都市。
人工天使。
サーシャ。
アニェーゼ部隊。
天草式。
オルソラ。
露出狂聖人。
ガブリエル。


視界が光に埋め尽くし―――上条当麻の背中が映る。


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