過去ログ - ヴェント「私の背中はアンタに預ける」
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364:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/02(水) 12:59:24.67 ID:WU43fT9DO

地を駆ける彼に何百の水翼が牙を向く。樹木を巻き込んで薙ぎ払い、地を穿つ。
しかし、上条当麻には一つも当たらなければ、傷一つも付かない。
先刻述べたように、別に彼は音速を超える速度で避けている訳ではない。



それは水翼に限った事では無かった。



山を斬り裂く氷の剣も、山を消し飛ばせる目視不能な手を翳す攻撃も、―――上条当麻は無傷で済ます。
だが、全て避けきっている訳ではないのだ。回避が不可能と感知したら右手で安全地帯を作る。
氷の剣は必ず右手で対処し、手を向けられたら地面に沿って転がって躱す。
要するに彼は最低限且つ絶対に回避可能な退避しか行っていない。
その反面、一撃でも食らえば即死覚悟の莫大なる破壊力を誇る。

確かに当たらなければ良いだけの話。しかし、


(だからといって、相手は世界を破滅に追い込む怪物。そんな理屈で適うワケが……ッ!!)


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