過去ログ - ヴェント「私の背中はアンタに預ける」
1- 20
4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/11(金) 08:05:49.43 ID:+oy27w/DO
「私がそういうの性に合わないと判ってて言ってるのかしら?」

「しかし蔑ろにする訳にもいかん。仮にも元教皇からの依頼だ」

「……へぇ。新しい方のじゃないんだ? てっきりそっちばっかだと思ってたんだけど」

「両方からである。昇格された方は兎も角、元教皇は恩がある。それに……」


一度切る。吐息を挟んで呆れるような仕草を見せると、再度彼女を見据えて口を開く。


「フィアンマが単に姿をくらましてるとも思えん。またよからぬ計画を目論んでる可能性も否めない」

「成る程ね、一理ある。ここ最近色んな厄介が有ったから、当分は七面倒なコトは勘弁してもらいたいし……いいわ。乗ってアゲル」


楽しそうに笑みを浮かべ、ジャラリと舌に取り付けられた細い鎖が音を立てた。その先端には、唾液に濡れた見覚えのある小さな十字架。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
877Res/432.38 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice