過去ログ - ヴェント「私の背中はアンタに預ける」
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409:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/07(月) 09:30:23.60 ID:f0+Zu3GDO
中でも番外個体は緊張が解けたのか、力が抜けたように膝が崩れて大きく息を吐いた。


「よかったね」


滝壺が同様に膝を落として、ニッコリと微笑んだ。対して番外個体も彼女に礼の意味を込めた笑顔を向ける。


「全治一ヶ月……と言いたい所だけど、そうもいかない状態みたいだね?」


浜面に視線を移す。その眼差しは、真剣な物。瞳の真意は「理由を話してくれるかい?」と遠回しに促しているのだ。


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