過去ログ - ヴェント「私の背中はアンタに預ける」
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492:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/15(火) 10:55:12.81 ID:Bv5yjycDO
粉塵爆発によってコンテナは勿論、クレーン車や鉄筋など近辺に有った障害物は全て、問答無用に爆風で吹き飛んだ。
荒廃した工場は一瞬にして、炎や衝撃波で地は削れ物は吹き飛び、焼け野原というフィールドを形成する。

相対するのは麦野沈利とフレンダ。彼女達は能力や爆弾を使わず、素手や脚の格闘を繰り広げていた。
元々二人の格闘技術が、ある程度鍛えた風紀委員(ジャッジメント)より確実にセンスがズバ抜けて高いため、肉弾戦は寧ろ好都合。
しかし、矢張り麦野は何処かしら躊躇や逡巡を窺わせる雰囲気を醸し出す。不謹慎だが、戦闘に関して好戦的な麦野が防戦一方なのも至極珍しい。


「ふっ!!」


両足を重心に腰を巧みに捻り、フレンダが下から上へアッパーカットを麦野の顎へ掬い上げた。
精鋭された拳は弾丸の如く。


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