過去ログ - ヴェント「私の背中はアンタに預ける」
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562:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/19(土) 14:49:13.56 ID:Klmpo7sDO



一方、とある病院玄関前。

以下略



563:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/19(土) 14:51:24.22 ID:Klmpo7sDO

多くの勝利を収めてきた浜面。

時に逃げに徹し、時に攻めに徹する。逆手に取って予想外の攻撃を仕掛ける事も有れば、巧みに欺く事だって有る。
彼は様々な手段を用いて、絶好のタイミングと絶妙な境目を見極め、敵を負かし勝利を掴んできた。
以下略



564:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/19(土) 14:52:40.55 ID:Klmpo7sDO

考え方の優先、咄嗟の判断力。
これらを臨機応変に発揮して上手く有効活用する。


以下略



565:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/19(土) 14:54:59.25 ID:Klmpo7sDO

敵の攻撃。どの方向から来るか、どんな状況の最中に特定手段を行使するか、拳か蹴りか頭か膝か肘か若しくは技を決めてくるか、顔色の様子や指一本の動きまで全部、『演算』で計る。

自分の防御。どの判断が一番最良か、どんな手段を用いたら良いか、いなすか受け止めるか反らすか転がるかステップを踏むか若しくは空間移動か、状況に相応しい適切な回避が好ましいか全部、『演算』で計る。

以下略



566:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/19(土) 14:56:15.15 ID:Klmpo7sDO

浜面は過去を振り返る。

初めて駆動鎧を着用して、モデルは異なるが同じく駆動鎧を着用した『新入生』と拳を交じり合った時。

以下略



567:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/19(土) 14:59:16.97 ID:Klmpo7sDO


口元から垂れる血を拭わず、浜面は第0位の顎を目掛けてアッパーカット。駆動鎧の時を意識して、見様見真似に繰り出す。
振り抜いた拳は第0位にあっさりと片手でいなされた。

以下略



568:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/19(土) 15:00:23.11 ID:Klmpo7sDO

結局、一撃の重さも二人の違いもそこにあるのだ。

浜面は筋肉の動かし方は、駆動鎧の見様見真似で拳を打つのに対し。
第0位は学習装置で全部頭の中にインプットされてるため、型を使った拳を打つ。
以下略



569:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/19(土) 15:02:34.38 ID:Klmpo7sDO

拳をいなした直後、第0位は地面を蹴ってバック。その様子に浜面は訝しむ。
今まで息を忘れるほど、局面の拳の打ち合いを交わしていたにも拘わらず、今更一旦区切りを導入するという事は……何かしら理由が出来たか、勝機への導きを得たか。


以下略



570:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/19(土) 15:04:24.51 ID:Klmpo7sDO



「しかし残念だ。今回に限っては運が悪かったとしか言いようがないな」

以下略



571:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/19(土) 15:05:20.96 ID:Klmpo7sDO


慌てて振り向けば、病院玄関に自分の愛する人。
駆け付けて来たのか、肩を上下に揺らして息遣いは少々荒く、顔色は心配や焦りの色を窺えた。

以下略



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