過去ログ - ヴェント「私の背中はアンタに預ける」
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614:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/22(火) 07:30:45.07 ID:q25r4vLDO

時は一瞬。出来事も刹那。



「―――ッッ!!!!?」



背中に迸った嫌な予感と滴る冷たい汗を感じた青髪ピアスは、顔を咄嗟に後ろへ反らす。

直後、“何か”質量の有る物質が横薙ぎに通過した。

聖人の彼は超越した反射神経と視力でギリギリ目視する。
第0位が紫電を纏う氷の『剣』を薙ぎ払ったのだ。
そして振り抜かれた剣に金属バッドが触れた途端―――消滅してしまった。

斬撃だから寸断したとか、打撃だからへし折ったとか、そんな底辺の争いじゃない。もはや児戯。
触れた箇所から先端まで消え去ったのだ。


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