過去ログ - ヴェント「私の背中はアンタに預ける」
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64:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/12(土) 19:50:41.58 ID:uGgtFTwDO


ヴェントは頭を抑えて思念する。―――どうしてこうなってしまったんだろうか?―――と。


「五和ーっ!! 落ち着くのよなーっ!!」

「離じて下ざい建宮ざあぁん!!!!」

「あいつが行方不明になって悲しいのは同意するが、自殺は駄目なのよーっ!!」

「上条ざんが居ない世界で、私が生きる価値なんて無いんでずううぅぅぅぅ!!!!」

「まだ死んだとは決まっとらーん!!」

「上条ざあ゛ぁ〜ん!!!!」


木の枝から吊した縄で、自らの首を絞めようと典型的な自殺を謀る五和。
顔面はぐしゃぐしゃに崩れ、大粒の涙をボロボロと零すそんな彼女も恋する乙女。
今にも首を吊って死のうとする彼女を羽交い締めにして、必死に食い止めようとするのは建宮斎字。


「…………」


目の前の光景に呆れて物も言えない。
多方面から視点を変えても、ヴェントにはコントにしか見えないからだ。
本人達は至って真面目なんだろうが……。



―――それは数十分程前に遡る。


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