過去ログ - ヴェント「私の背中はアンタに預ける」
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684:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/29(火) 19:41:32.59 ID:viHnszSDO

目と顔だけ、僅かに横へずらす。
そこには予測通りの男が、至極心配そうな顔色で自分を見つめていた。



「上条当麻……」

「良かった。ホントに良かった」



安堵の息を漏らす。
顔色も緊張の糸がほぐれたように、穏やかな表情が生まれる。
でも、矢張りまだ心配なのか、完全に安心した訳では無い様子。

そして、ヴェントは気付く。
意識が覚醒する原因を必然的に視界に入った事により、呆気なく答えに辿り着いてしまったのだ。
彼女は逡巡せずに、問う。



「一つ、訊いても良いか?」

「ん? 上条さんに答えれるものなら何でも来いですよ」



ピッと人差し指で自らの頬を指し、



「何でアンタの手が、私の頬にピッタリと添えられてるワケ?」

「……あー」


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