過去ログ - ヴェント「私の背中はアンタに預ける」
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[saga]
2011/03/31(木) 02:17:37.37 ID:byKh2vfDO
ヴェントがフィアンマに殴りかかる前に、瞬時に反応した上条が彼女を羽交い締めにする。
両腕を捕らえられ行動を拘束されたヴェントは、火を噴くような勢いで彼に食い付く。
「離せ上条当麻ッ!! やっぱりこのクソ野郎は一遍地獄に葬るべきなのよ!! いや、永遠に眠ってろッ!!」
「落ち着け!! 確かに俺も最初驚いたし、あれ、こんなキャラだったっけ? とか思ったけどさ!!」
「私に否定形は存在しない、だから離せぇッ!! 寧ろアンタも手伝いなさい!!」
「ハハハッ!! 短気な所はお前も相変わらずだな。だがしかし、まず戦力の差を弁えろ。
貴様如きが俺様を葬ろうなど片腹痛いぞヴェント。得物を有さない徒手空拳とは、児戯にもならんぞ?」
「やってみねえと判んねえだろうがあッ!! こんの陶酔ナルシ野郎には粛清が必要なのさ、だからいい加減言うコトを聞け上条当麻ーッ!!!!」
「ふむ、戦争前は幻想殺しと呼んでいて今はフルネーム。随分と心を許したのだな。恋に落ちたか?」
「なっ!? ―――殺す!!」
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