過去ログ - ヴェント「私の背中はアンタに預ける」
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71:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/12(土) 19:57:03.04 ID:uGgtFTwDO


「…………」


確かに理解した。迅速に判った。
同時に抱いた感想は、下らないの一言。
しかも、あれだけ騒いでいたのにも拘わらず、都合良く耳に届いたらしく、更にヒートアップ。
その時に聞こえてきた会話の中身はこのようなもの。

『私の恋なんて下らないモノだったんでずよーっ!!!!』
『う、うおおおぉぉぉっ!!? 五和の力が何時もより三倍くらいに跳ね上がったのよなー!!!? ぶほぉっ!?』
『教皇代理ーっ!!!!』

……どうしろと?

自分は彼らみたいにバカ騒ぎするスキルは身に付いていない。って言うかキャラじゃない。
ヴェントがこの有り様の対応に困っていると、


「紅茶でございますよー」

「……」


コトっと、紅茶が入ったコップがテーブルに置かれた。
視線を移せば、これまた見覚えがある黒い修道服のシスター。
『法の書』を解読したため、ローマ正教から追われる羽目になってしまった女性。


「オルソラ=アクィナスか」

「あら、私をご存じなのでございますか?」


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