過去ログ - ヴェント「私の背中はアンタに預ける」
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839:977[saga]
2011/04/06(水) 20:41:49.22 ID:yItfY7+DO



「……ッ!!!!」



今度こそ。彼女はもう片方の手で拳を作り、本気で一方通行の頬を殴った。
結構強く鈍い音が響き、彼は衝撃に耐え切れず床へみっともなく転倒。
倒れた所に、打ち止めが一方通行の下へ駆け寄った。

御坂美琴は、そんな小さな自分が彼の側に寄り添う光景を目の当たりにして落ち着いたのか、緩慢とした動作で近付く。



「私は、赦す気は無い。根底に残る私怨は変わらないから」



決して、消えない。
この恨みはきっと、死んでも失せる事は無いだろう。
墓場まで持って行ってやるつもりだから。



「でも」





―――しかし、





「アンタ以上に、赦されない人間が居る」





―――最も、潰さなければならない敵が存在する。


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